境内社の塩盛(守)稲荷は、湊明神社の境内社として昭和8年に幣多賀八幡宮の境内に遷されました。その御神前には、塩田の守り神として、「塩」と「おあげさん」が絶えることなく奉納されてきました。お参りの方は、一旦「塩」を奉納し同量の「塩」を清めの塩として持ち帰られていました。地域の老人の話では、家庭で調理中「塩」がきれていた時は、この「塩」を借りにきていたそうです。 どうぞ、「清めの塩」として家庭でお清めください。 持ち帰り用のビニール袋は、神社にご用意しておりますので、どうぞお声がけください。
「しお守り」には、2種類あります。 御祈祷をしました塩を「樹脂の中に包み込んだお守り」と、ご自身で神社の塩を頂いてお守り袋に入れる「私だけのしお守り」です。
「樹脂の中に包み込んだお守り」は、塩盛(守)稲荷に奉納された塩をご祈祷をして、樹脂に包み込んでいます。
ご自身で塩を頂き、お守り袋に入れる「私だけのしお守り」は、御祈願つきです。願い事を書いて神様へお願いしましょう。
≪「私だけのしお守り」の受け方≫
①お守り袋(内府入り)を神社にて受けます。
②同封されている用紙に願い事を書きます。1枚はお守り袋へ入れて、もう1枚は境内の塩盛稲荷に持って行きます。
③塩盛稲荷にて、二礼二拍手にて祈願をし、願い事を書いた紙とお賽銭を一緒に、お賽銭箱に入れます。(後日、神職が願い事を神様にお願いします。)
④奉納されている「塩」を小袋に入れたら、お守り袋に入れて完成です。
幣多賀八幡宮には「お稲荷さん」が2社あります。一つが塩田をお守りした「塩盛稲荷神社」。もう一つは、農村をお守りした「平山稲荷神社」です。塩盛稲荷神社は「清めの塩」を、平山稲荷神社は「清めの砂」を授与しています。
「清めの砂」は、家の厄除として玄関や庭に置いたり、交通安全祈願として駐車場に置いてください。また、お守袋に入れお守りとして携帯されても結構です。簡単な工事などを行う際には、清めの砂・清めの塩をまいて作業をされることをお勧め致します。 御神前にて、賽銭箱にお賽銭を入れ、二礼二拍手・お願いののち、備え付けの袋に入れてお持ち帰りください。
7月の第1日曜日、12月2日曜日 半年の罪穢れを払います。人形代は船で瀬戸の沖まで出て、紙の舟に乗せ流します。
八幡神社として尾道市の東西をお護りする吉和、久保の八幡神社2社の合同神事です。大祓いが水にちなんだ清めに対して、火の霊力により日常のけがれや罪を祓い清める儀式です。参拝者は火焚串に願い事を書いて奉納し、それを焚いて火の持つ霊力によって願い事がかないます。各神社で御祈願の祝詞奏上後、旧暦十二月に、令和の奇数年は久保八幡神社、偶数年は幣多賀八幡宮にて御火焚き神事を行います。
境内末社・摂社 | ご祭神 | ご利益 | |
平山稲荷 | 稲荷大神 (宇迦之御魂神) |
五穀豊穣 | 5月3日 |
白髭神社 | 猿田彦命 | 延命長寿・縁結び・福徳開運・攘災 | 人の世の全ての導き、 道開きの神 |
若宮石土 | 宗像三女神 ・田心姫神 ・湍津姫神 ・市杵島姫神 金山昆古神 大物主神 菅原大神 |
航海海上安全 交通安全 大漁満足 芸妓上達 金運 医薬・男女の仲・酒造 良縁・水に関わる事 |
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湊神社 | 市寸島比売命 | 商売繁盛・芸能 金運・勝負・豊漁 交通安全 五穀豊穣 海に関すること |
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沼名前神社(祇園さん) | 大綿津見命 須佐之男命 大国主命 代主命 |
海上安全・漁業繁栄 家内安全・病気平癒 縁結び・子授かり・夫婦和合 五穀豊穣・大漁祈願 商売繁盛・開運厄徐 |
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塩盛(守)稲荷 (しおもりさん) |
稲荷大神(宇迦之御魂神) | 産業振興・商売繁盛 | 塩田の守り神として湊神社境内にあった。 平山稲荷は五穀豊穣=農村 |
石鎚神社 | 石鎚毘古命 | 家内安全・厄徐海運 |
境外地神社 | ご祭神 |
艮 宮 | 高皇産霊大神 |
伊邪那岐大神 | |
天照大神 | |
厳島神社 | 田心姫 |
市杵島姫 | |
多岐津姫 |